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F2戦闘機 松島基地に帰還

帰還したF2戦闘機の前で握手する山路隊長(左)と熊田政務官

 東日本大震災で被災した航空自衛隊松島基地(東松島市)の復旧工事がほぼ完了し、F2戦闘機を運用しパイロットを養成する第21飛行隊が20日、震災後に拠点としていた三沢基地(三沢市)から、所属する松島基地に帰還した。今回の帰還で、松島基地は震災前の機能を取り戻した。
 基地内で式典があり、隊員や関係者ら約300人が出席。駐機場に到着したF2機から降りた山路史朗第21飛行隊長が熊田裕通防衛政務官と握手を交わし、帰還を報告した。
 格納庫では、時藤和夫第4航空団司令が「帰還はゴールではなく『震災に強い基地』として任務にまい進するスタートラインだ」とあいさつ。垂直尾翼に東松島市の花のサクラと三沢市の花サツキを描いた記念塗装機も登場した。
 松島基地は津波で冠水しF2機18機が被災。第21飛行隊は2011年4月から三沢基地で訓練を続けた。アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」で知られる第11飛行隊は13年3月、福岡県芦屋基地から帰還した。
 松島基地では、F2機の駐機場のかさ上げと格納庫の再建が完了したため、修繕した6機を含めて帰還が実現した。F2機の訓練は23日再開する。


2016年03月21日月曜日


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