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<センバツ>初勝利懸け全力・釜石

小豆島の樋本主将の選手宣誓に合わせて校旗を掲げる釜石・菊池智(左から5人目)、青森山田・内山(同6人目)、八戸学院光星・奥村(同7人目)の各主将ら

 朝の光を浴びながら、釜石ナインが白地に紫のユニホームで入場行進すると、甲子園の大観衆からひときわ大きな拍手が起こった。菊池智主将は「いろんな方に応援されていると感じた。野球ファン、被災地の方もテレビで見ている。堂々と行進しようと思った」と話した。
 夢の舞台は特別だった。「ずっとテレビで見ていた場所。そこに立って行進したことに感動した」。普段の練習でも取り入れている自慢の行進。「列の前にいて、みんなの声が出ているのが分かった。しっかりできた」と手応えはあった。
 小豆島の樋本主将が行った選手宣誓の中で「当たり前にある日常のありがたさ」という言葉が胸に響いた。「震災のときを思い出した。当たり前に(野球が)できることに感謝しないと、と感じた」
 いよいよ初戦を迎え、21日の第1試合で小豆島と対戦する。選抜大会は20年前の釜石南時代に初出場し、1回戦で敗退。「まだ釜石は初戦を突破していない。あしたはそれだけを考えて、チーム全員でプレーしたい」と集中力を高めた。
(野仲敏勝)


2016年03月21日月曜日


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