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<センバツ>八戸学院光星 着々

八戸学院光星―開星 6回裏八戸学院光星2死一塁、伊藤が二盗を決め、チャンスを広げる

 第88回選抜高校野球大会第2日は21日、3試合が行われ、釜石(岩手)八戸学院光星(青森)龍谷大平安(京都)が勝ち、2回戦に進出した。
 序盤で主導権を握った八戸学院光星は中盤にも加点して突き放し、開星(島根)を6−2で破った。

 ▽1回戦(第3試合)
開星(島根)    002000000=2
八戸学院光星(青森)12001200×=6

 【評】八戸学院光星が終始主導権を握り、快勝した。一回2死三塁から益田の内野安打で先制し、二回は2死一、二塁から徳田、伊藤の連続適時打で2点を追加。三回に2点を返されたが、五、六回に計3点を加えて突き放した。先発桜井は緩い変化球を交えて打ち気をそらし、7安打9奪三振で完投した。
 開星は六回に守備の乱れが絡んで2失点したのが痛かった。

◎足絡めた攻撃手応え

 八戸学院光星が10安打6得点の攻撃力で初戦を突破した。しかし、例年の「猛打の光星」とはひと味違う。仲井監督は「過去のチームに比べて、足を絡めたいろんな攻撃ができる」と手応えを口にした。
 象徴的なのは1番伊藤の活躍だった。1回に四球で出塁し、先制のホームを踏んだ。六回は2死一塁から二盗を決め、直後の暴投で三塁へ。開星の守りのリズムを足でかき乱し、6点目となる2番奥村の適時打を呼び込んだ。
 「自分の仕事は出塁して相手にプレッシャーをかけること。いい仕事ができた」と伊藤。チーム一の俊足を生かそうと1年の冬に左打ちに転向。毎日1000本の素振りでものにした。二、六回に適時打を放ち打撃でも大活躍だったが「大きいのを打つのではなく、チームのために必死で出塁したい」と役割は分かっている。
 中軸のパワーヒッター陣にとっても心強い存在だ。この日適時打2本の4番益田は「伊藤が出塁すれば、(走者を警戒するため)相手投手の配球を絞ることができる」と感謝する。初戦は無安打ながら、機動力のある3番田城が調子を上げると、「光星打線」のすごみはさらに増してくる。(野仲敏勝)

<主戦桜井、開き直って9奪三振>
 八戸学院光星の主戦桜井は7安打を浴びながらも2失点完投した。粘りの投球を披露し「緊張した。勝ててほっとしている」と表情を和らげた。
 「初めは(ボールが)荒れた」と乱調で、3−0の三回に3短長打などで2点を返された。それでも、福間に2失点目の左中間適時二塁打を打たれたことで「落ち着いた」と開き直った。
 10安打を放った味方打線にも助けられ、終わってみれば直球と6種類の変化球を駆使して9奪三振。次は2年前の選抜で敗れた龍谷大平安と顔を合わせる。「相手を意識せず、一戦一戦全力で戦う」と意気込んだ。

◎力発揮してくれた
<八戸学院光星・仲井宗基監督の話>
 一回にラッキーな形で点数が入り、自分たちのペースで試合ができた。選手たちは冬場の厳しい環境の中、自分を信じて練習し、この舞台で力を発揮してくれた。次の龍谷大平安戦に向け、いい試合ができるよう準備したい。


2016年03月22日火曜日


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