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<いじめ>岩手県内 過去最多54件

 岩手地方法務局がまとめた2015年の岩手県内の人権侵犯事件状況によると、新たに救済手続きを取った事件は前年比45.4%増の282件だった。学校のいじめは、岩手県矢巾町の中学2年男子がいじめを苦に自殺した問題を受け、積極的に認知されるようになり、過去最多の54件で前年比18件増となった。
 いじめの人権侵犯事件が増えた要因について、法務局は「矢巾の問題が報道されて学校がアンケートなどのいじめ対策に取り組み、潜在的な事案が出てきた。児童生徒や保護者のいじめに対する認識が高まっているのではないか」とみる。
 法務局は、いじめや虐待など子どもの人権問題を扱う電話や手紙を受け付けている。いずれの相談も前年比約5〜15%増えた。
 体罰は48件で前年比45件増。1人の教員が多数の生徒に体罰を加えたため件数が増えた。個人情報の暴露などプライバシー関係は16件で9件増。うちインターネットによる名誉毀損(きそん)が10件を占めた。


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2016年03月22日火曜日


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