岩手のニュース

防災力の向上へ 地域の役割探る

地域防災の課題などを話し合ったフォーラム

 東日本大震災の教訓を踏まえ地域の防災力向上を考えるフォーラムが、盛岡市の岩手大であり、地域の役割や今後の復興について意見を交わした。
 同大地域防災研究センターの主催。市民ら約80人が参加した。同センターが震災後の2012年から取り組んできた研究成果を基に、3部門の担当者がそれぞれ提言した。
 土井宣夫自然災害解析部門長は「明治や昭和の三陸大津波を経験しながら、ハード、ソフトをセットにした防災の取り組みができていなかった」と備えの問題点を指摘した。
 越野修三災害文化部門長は「災害時の円滑な対応には組織間調整が不可欠で、防災のエキスパートが必要。人材育成をオール岩手で取り組まなければならない」と態勢整備の必要性を説いた。
 広田純一前防災まちづくり部門長は災害公営住宅のコミュニティーづくりに触れ、「自然とコミュニティーはできない。誰かが入居者同士の顔合わせや話し合いの場をつくらないといけない」と呼び掛けた。


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2016年03月22日火曜日


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