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<万灯火>彼岸の中日 炎で先祖供養

各集落に春の訪れを告げた万灯火

 秋田県内陸部の阿仁地方に伝わる春彼岸の伝統行事「万灯火(まとび)」が20日夜、上小阿仁村で行われた。
 午後6時すぎ、村内の15集落で順次、灯油を染みこませた布玉に火がともされた。集落ごとに丘や田んぼに台座を組み、集落名や彼岸の「中日」の文字を炎でかたどった。
 万灯火は、阿仁地方で奈良時代、春彼岸の中日に墓前や村はずれでわらを燃やして火をたき、先祖を供養したのが始まりとされる。
 現在は北秋田市合川地区と上小阿仁村に残るのみで、2005年に文化庁の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」の指定を受けた。


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2016年03月22日火曜日


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