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酒田港 外航客船誘致を 市がシンポ

クルージングの魅力を語る猪股部長

 酒田港への外航クルーズ船誘致に向けた課題を探るシンポジウムが21日、酒田市であった。世界的なクルーズ人口の増加を背景に市が初めて主催し、港湾、観光関係者約200人が参加した。
 世界最大の客船運航会社カーニバル・コーポレーション&PLC社の日本代理店を務めるカーニバル・ジャパン(東京)の猪股富士雄営業部長が基調講演。旅行者の多くが煩わしさを感じる移動時の荷物の持ち運びをしなくてもよいといったクルーズ旅行の魅力を語った。
 パネル討論もあり、猪股部長は「国内で外航客船が寄港できる港はインフラの未整備のため20〜30カ所しかない」と指摘。酒田港への寄港については「2017年までは寄港地が決まっているが、18年以降は大いに期待できる。中国からのチャーター船が入る可能性も残っている」と語った。
 丸山至酒田市長は、酒田港活用に向けて県などとつくる協議会に客船誘致の部会を新年度に設置する方針を明かし、「外航客船が昨年東北に寄港したのは18回だけ。積極的に誘致を図りたい」と力を込めた。シンポジウムには、吉村美栄子山形県知事、クルーズ船観光振興議連会長の西川公也衆院議員らも出席した。


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2016年03月22日火曜日


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