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災害時はやさしい日本語で 弘前大生HP公開

「やさしい日本語」の生活情報用字用語辞典を作成した学生たち

 災害時、外国人に情報を分かりやすく伝える「やさしい日本語」を研究する弘前大人文学部の社会言語学研究室は、生活情報に焦点を当てた用字用語辞典を作成し、ホームページ(HP)で公開した。
 やさしい日本語は、阪神大震災で外国人被災者に必要な情報が十分に届かなかったことを教訓に、同研究室の佐藤和之教授らが研究を始めた。2011年1月17日に災害時に使う100の単語のやさしい表現を発表。その後内容を拡充し、自治体などで活用されている。
 今回は災害発生から72時間以上がたち、生活情報が求められている場面を想定。教育、納税など日本で暮らす上で必要な用語をテーマに計約7600語を収録した。
 ルビが必要かどうかなど、辞典を基にすれば誰でも外国人向けの生活情報誌を作成、提供できるようにした。外国人を支援する団体や自治体に日常的にやさしい日本語に親しんでもらい、緊急時にも活用できるようにする狙いだ。
 同大人文学部4年の本川彩佳さん(22)は「普段から活用してもらえる資料を作り、広めるための新しい一歩になったと思う」と話した。
 資料の公開先はhttp://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/


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2016年03月22日火曜日


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