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<センバツ>釜石スタンド躍動 歓喜の輪

アルプス席から声援を送る釜石の応援団=甲子園

 兵庫県西宮市の甲子園球場で21日あった第88回選抜高校野球大会の1回戦で、釜石(岩手)が小豆島(香川)を2−1で下し、甲子園初勝利を挙げた。一塁側スタンドのアルプス席には約1700人の応援団が集まり、応援歌や踊りで後押し。ナインの活躍する姿に歓喜した。
 釜石から在校生約360人がバス9台で駆け付けたほか、野球部父母会、関西在住の釜石ゆかりの人たちが集結。製鉄所のつながりで姉妹都市となっている愛知県東海市、東日本大震災で支援を受ける大阪府摂津市からも応援をもらった。
 スタンドはスクールカラーの紫色に染まった。学ラン姿の応援団が勇ましく指揮を執り、吹奏楽部はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマソングなどを演奏。好機には伝統の応援ソングで「ゴーゴーレッツゴー、チャンス釜高(かまこう)」と大合唱し、野球部OBも「これだよ、これ」と応援に力が入った。
 試合はエースの岩間大投手が好投し、1点差で歴史的な初勝利。父茂さん(47)=釜石市=は「このプレッシャーの中、投げること自体がすごい。百パーセントのピッチングだった」と大喜びだった。
 父母らもスタンドで電車のように列をつくって左右に動くなどして、躍動的に応援。4番菊池勇貴内野手の母香織さん=釜石市=は「必死に応援して楽しかった。次もきょうのように伸び伸びとプレーしてほしい」と期待した。


2016年03月22日火曜日


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