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知的財産融資に結実を 中小対象全国初の協定

全国初の連携協定を結んだ(左から)国井頭取、守本局長、山本会長

 東北経済産業局と荘内銀行(鶴岡市)、山形県発明協会は22日、県内中小企業の知的財産権を評価し、融資につなげる「知財金融」の促進で連携する協定を締結した。経産局によると、知財金融に関する金融機関との協定は全国初という。
 経産局が講師を派遣。荘内銀が知的財産、知財金融をテーマに行員研修を実施し、支店長や法人担当者らのスキルを高める。発明協会とは連携して中小企業の知的財産活用を後押しし、融資の実行件数を増やす。
 荘内銀は2015年、バイオベンチャーのヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(鶴岡市)に対し、東北で初めて知的財産ビジネス評価を行い、事業資金を融資した実績がある。
 山形市であった締結式で国井英夫頭取は「企業の財務内容や担保に過度に依存せず、事業の成長性に着目した金融支援が求められている。知的財産はその一つになり得る」と強調した。
 東北経産局の守本憲弘局長は「知的財産を持つことで企業戦略が有利になるとの位置付けを与えていくことが大事」と語った。発明協会の山本惣一会長は「知的財産を活用している県内企業の情報を荘内銀と共有していきたい」と話した。


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2016年03月23日水曜日


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