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<震災5年>復興実感 大船渡市民7割

 岩手県立大が東日本大震災の復興に関し、岩手県大船渡市民を対象に行った意識調査で、市民の69%が「復興は進んでいる」と答えた。2013年の前回調査と比べ43ポイント増で大幅に上昇した。同大は住宅再建や事業所の再開、防潮堤整備などが進んでいることで、町の再生を実感する市民が増えていると分析している。
 市全体の復興の進展について「進んでいる」と答えたのは12%で、前回の4%を上回った。「やや進んでいる」は57%で、前回22%から大幅に増えた。
 分野別の復興では、住宅再建などの市民生活は59%が「進んでいる」「やや進んでいる」と答え、前回の37%から増加。産業・経済は同じ回答が55%で、前回42%から伸びた。
 2年後の生活の見通しは「あまり変わらない」が最も多い58%で、前回調査を4ポイント上回った。「かなりよくなる」と「ややよくなる」は計14%で前回を3ポイント下回った。
 生活不安を内容別に見ると「かなり不安」「やや不安」と感じる割合は、「健康・体調」が78%で前回比4ポイント増。「地域の連帯感」は58%で2ポイント増だった。
 調査は昨年12月、市民649人を対象に実施。回収率は60.7%。11年から2年ごとに調査している。


2016年03月23日水曜日


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