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<岩泉PFI問題>町、落札業者聞き取り

 岩手県岩泉町の子育て支援住宅整備のPFI(民間資金活用による社会資本整備)事業に絡み、町の事業者選定委員だった有識者の男性が事業を落札した「岩泉CSSグループ」の提案書作成に関与していた問題で、町は22日、男性と同グループの関係者に対し事実関係の聞き取り調査を始めたことを明らかにした。
 町によると、男性と落札グループの接点や提案書の作成方法について聴取する。町にPFI方式の導入を提案した男性などでつくる任意団体「岩手県まちづくり研究協会」の設立経緯も調べる。
 町は調査が終わり次第、町議会に事実関係を説明する方針。町の担当者は「問題があった際は厳正な対応を考えたい」と述べた。
 事業は昨年9月に公募され、価格審査を通過した県内3グループが参加。選定委による加点方式の審査を経て、2月に昭栄建設(盛岡市)を代表企業とするグループが落札した。
 関係者によると、選定委の男性は落札グループに対し、事前に事業計画や図面、見積価格などを助言していたとみられる。審査結果に有利に働いたとの見方があり、不適切な関与があった場合、町の選定委員委託契約が定める守秘義務違反の可能性がある。


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2016年03月23日水曜日


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