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<洋上風力>秋田北部沖に国内最大建設へ

 大手ゼネコンの大林組(東京)は22日、秋田県北部の沿岸で世界有数規模となる洋上風力発電事業を始めるため、同県に環境影響評価(アセスメント)などへの協力を要請した。発電規模は最大45万5000キロワットで、2023年度の運転開始を目指す。計画が実現すれば国内で最大、世界では英国の3発電所に次ぐ第4位(2015年時点)の規模の洋上風力発電所となる。
 計画によると、建設予定地は能代沖から男鹿沖にかけての約59平方キロメートルの海域。海岸から3〜5キロ付近に、出力5000キロワットの大型風車91基を、海底に固定する着床式で設置する。
 年間発電量は、一般家庭約26万世帯分の使用量に相当する13億キロワット時を見込む。総事業費は約2500億円。3月中に環境アセスメントに着手し、20年度の着工を予定する。
 大林組広報部は「アセス次第で事業規模は変わるが、周辺住民の理解を求めていきたい」と説明した。
 秋田県は洋上風力発電の事業化に積極的で、全面的に協力する方針。佐竹敬久知事は22日の定例記者会見で「(建設が実現すれば)雇用の確保や部品製造工場の誘致にもつながる。漁業関係者らに理解を求めながら、地元市町とも連携していく」と語った。


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2016年03月23日水曜日


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