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<金のいぶき>玄米加工施設完成

玄米を水蒸気で殺菌し、長期保存を可能にする設備などを見学する出席者

 コメ卸・加工業の高清水食糧(栗原市)が本社に建設した国内初の玄米加工施設が完成し、現地で24日、式典があった。県古川農業試験場(大崎市)が開発し需要が拡大する玄米食向け品種「金のいぶき」の主産地化に向けた拠点となる。
 新工場の敷地面積は約1320平方メートル。玄米の選別、高温の水蒸気による殺菌処理、包装の機器類を整備し、2階には低温倉庫を備えた。出荷前の玄米に衛生処理を施すことで常温での長期保存が可能になり、店頭販売や食品工場などでの利用拡大が期待される。
 金のいぶきは玄米食として食味評価が高く、GABA(ギャバ)など機能性成分を含む胚芽が通常の玄米に比べ約3倍ある。県は2月、奨励品種に指定。総事業費約5億円のうち、産地確立支援の一環として約1億円を助成した。
 式典には県や食品メーカーの関係者約60人が出席。尾西洋次社長は「玄米流通を広げ、宮城の金のいぶきをPRする起点にしたい」と抱負を述べた。


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2016年03月25日金曜日


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