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<楽天>則本万全 最高の成績誓う

則本昂大

 「全てにおいてキャリアハイ(選手としての最高成績)を目指す」。今季の目標をこう宣言した則本昂大。4年連続の開幕投手に向け、エースとしての強い自覚と高い意識を持って心身共に最高の状態に仕上げてきた。
 2月に沖縄県久米島町で行った春季キャンプ。風雨の中、初日からブルペンに一番乗りした。速球の質、内外角の制球、カーブの精度など日ごとにテーマを掲げ、一球一球の感触を確かめるように投げ込んだ。
 昨年から取り組んできた投球フォームの改善にもめどが付いた。制球を安定させるため、体の動きの無駄をなくすのが狙い。連日の投げ込みにより「体になじんできているのは間違いない」と手応えを実感する。
 プロ入りしてからの3年間は、先発投手として毎年フル回転してきた。これまでの最高成績は勝利数が15、防御率2.91、奪三振215、投球回数は202回2/3。全てを超えるのは決して容易ではない。それでも自らに高い目標を課すのは「1年間先発枠を守り、一生懸命投げるのが仕事。もう一度日本一を取りたい」という決意の表れだ。
 新人から4年連続で開幕投手の大役を任された。実現すれば、セ・パ両リーグを通じて初の快挙となる。「記録に名前を残せるチャンス。目指すべきものだと思っていた」と素直に喜ぶ。
 新たに副主将に就いた。キャンプ恒例の朝の砂浜での声出しでは「チームの優勝のため粉骨砕身、働く。日々の鍛錬を怠ることなく励み、目標は達成できると信じて頑張る」と高らかに誓った。まだ4年目の25歳だが、チームを引っ張っていく自覚は十分のようだ。
 東北に再び日本一の感動を届けるため、まずは昨季の王者ソフトバンクとの開幕戦に全力でぶつかっていく。
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 プロ野球の2016年シーズンが25日、セ・パ両リーグ同時に幕を開ける。
 創設12年目の東北楽天は、2季連続の最下位から捲土(けんど)重来を期す。近鉄、日本ハムをそれぞれリーグ優勝に導いた名将、梨田昌孝監督を新監督に迎え、3年ぶりとなるリーグの頂点、その先にある日本一の栄冠を目指す。


2016年03月24日木曜日


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