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<楽天>今江献身 若手と交流し経験伝承

今江敏晃

 ロッテからフリーエージェントで入団した今江敏晃。勝負強い打撃と4度のゴールデングラブ賞に輝いた三塁守備が持ち味。キャンプイン直前の1月末に、古傷の左ふくらはぎを痛めたが、開幕にしっかりと間に合わせてきた。今季補強の目玉で、2季連続リーグ最下位に沈んだチームの起爆剤としての役割が期待される。
 久米島キャンプは大事を取って2軍調整となったが、焦る気持ちを抑えてリハビリに取り組んだ。順調な回復で早い段階から打撃練習を再開すると、3月上旬には2軍で対外試合に出場、着実に1軍復帰への歩みをたどってきた。
 2005、10年の日本シリーズMVP。特に10年は「下克上」を掲げ戦った3位からの日本一で、強い相手に立ち向かう姿勢は移籍時に高い評価を受けた。既にチームのけん引役としての自覚もあり、グラウンドでは若手に積極的に話し掛ける。「自分の経験したものを全て若い選手に伝えていければ」と願う。
 個人の目標は掲げず、フォア・ザ・チームの精神で戦う。「チームメートと一緒に新たな歴史の一ページをつくれたら」。13年以来のリーグ優勝、日本一に向け、貢献を誓う。
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 プロ野球の2016年シーズンが25日、セ・パ両リーグ同時に幕を開ける。
 創設12年目の東北楽天は、2季連続の最下位から捲土(けんど)重来を期す。近鉄、日本ハムをそれぞれリーグ優勝に導いた名将、梨田昌孝監督を新監督に迎え、3年ぶりとなるリーグの頂点、その先にある日本一の栄冠を目指す。


2016年03月24日木曜日


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