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<東通原発>冷却水用の貯水槽 来春完成へ

工事が進められている東通原発の淡水貯水槽

 東北電力は23日、原発の新規制基準に対応するため、東通原発(青森県東通村)の敷地内に設置を進めている淡水貯水槽の工事現場を報道陣に公開した。
 貯水槽設置は、重大事故の際に必要な冷却水を確保するのが目的。容量は貯水槽3基で計約1万800立方メートル。新基準で求められている7日間分の冷却水をあらかじめためておく。
 事故が発生し、既存の水源が枯渇した場合、大容量送水ポンプ車を使って貯水槽から水をくみ上げ、原子炉や使用済み核燃料プールなどに注水する。
 津波による被害を回避するため、海抜23メートルの地点に設置。2014年6月に着工し、進捗(しんちょく)率は約80%で、17年4月の工事完了を見込む。
 東通原発では23日、外部からの電源供給喪失を想定した総合防災訓練もあり、ロボットの遠隔操作や大容量送水システムの運用手順などを確認した。


2016年03月24日木曜日


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