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<いじめ>天童の小中把握 599件に増加

 山形県天童市教委は22日、天童一中1年の女子生徒=当時(12)=が2014年1月にいじめを苦に自殺した問題を受けて実施している調査の結果、15年4〜12月に市内の小中学校が把握したいじめは599件で、前回調査(14年4〜12月)の354件に比べ増加したと発表した。
 調査結果は、市いじめ問題専門委員会に報告された。対象は市内の12小学校、4中学校の計16校。いじめ件数は、小学校で500件(前回226件増)、中学校で99件(同19件増)だった。自殺や不登校につながる重大事案はなかった。
 いじめ発見のきっかけは「アンケートなどの学校の取り組みによる発見」が小学校68.4%、中学校40.4%で、ともに最も多かった。
 増加した原因について、委員からは「学校側の取り組みが進み、児童・生徒が訴えやすい環境になった可能性もある」などの声が上がった。
 宮崎昭委員長(山形大教授)は「認知されていない隠れたいじめもあるという意識を持ち、実効性のある対策を考えなければいけない」と話した。


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2016年03月24日木曜日


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