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<仙石線>石巻あゆみ野駅あす開業

26日に開業する石巻あゆみ野駅。左奥は4月に入居が始まる災害公営住宅

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市の内陸部に26日、JR仙石線の新駅「石巻あゆみ野駅」が開業する。陸前赤井(宮城県東松島市)−蛇田(石巻市)間に誕生する。
 市が被災者向けに整備する集団移転地の新蛇田南地区に隣接。仙石線起点駅のあおば通(仙台市青葉区)までは平均1時間18分、石巻までは7分で結ばれ、住民の利便性向上と復興の加速が期待される。
 石巻市が移転者の交通手段確保を目的にJR東日本に設置を求めた請願駅。仙石線の新駅は2004年3月の小鶴新田(仙台市宮城野区)以来12年ぶりとなる。事業費は約4億8200万円で、市が国の補助を受けて負担した。
 「新しい生活、未来への歩み」との思いが駅名に込められている。無人駅で上下合わせて1日19本の普通列車が停車する。1日の利用者は300人を想定。ホームは上下線兼用の1面のみで延長85メートル。駅舎には待合室を設けた。
 市は北側の新蛇田南地区に広さ約2600平方メートルの駅前広場、自転車とオートバイ計約240台分の屋根付き駐輪場などを整備した。
 駅前広場から延びる幅約18メートルのメーン道路「あゆみ野通り(通称)」には、歩道と市内では珍しい自転車専用レーンを設置。近くの石巻西高の生徒が通学などで利用することを想定し、安全に配慮したという。


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2016年03月25日金曜日

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