岩手のニュース

<センバツ>釜石「泥くさく」OBも一丸

2番手投手佐々木尚(左端)に身ぶりを交えてアドバイスする外部コーチの(左から)佐々木さん、三浦さん、藤井さん=舞洲ベースボールスタジアム

 第88回選抜高校野球大会に21世紀枠で出場している釜石(岩手)が大会第6日の25日、2回戦の滋賀学園戦に臨む。チームに帯同し、練習を支える野球部OBの外部コーチ3人のうちの1人、佐々木諒多さん(22)=釜石市=は「2回戦も泥くさく自分たちのプレーをしてほしい」と見守る。
 チームは24日、大阪市此花区の舞洲ベースボールスタジアムで約2時間調整した。外部コーチの藤井陽良さん(23)、三浦祐規さん(19)=ともに釜石市=も守備の実戦練習や打撃練習などをサポートした。3人とも釜石大槌地区消防本部の消防士。普段から仕事の合間に練習を手伝い、今回も職場の協力を得て帯同している。
 佐々木さんと藤井さんは高校時代、当時の副部長だった佐々木偉彦監督(32)に3年間、小谷地太郎部長(35)に1年間、指導を受けた。「2人の先生がいるからコーチを続けている」と藤井さんは言う。
 選手にとっては兄貴分の存在で、菊池智哉主将(新3年生)は「年が離れていない分、困ったときは何でも相談できる」と話し、佐々木監督も「橋渡しをしてくれる」と感謝する。
 開幕前の甲子園練習では藤井さんが、1回戦の小豆島(香川)戦の試合前は佐々木さんが外野のノッカーを務めた。藤井さんは「一生懸命プレーすれば(東日本大震災の被災地だけでなく)たくさんの人たちの励みになる」と選手に期待する。(スポーツ部・及川智子)


2016年03月25日金曜日


先頭に戻る