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笑顔再び 福島・飯舘交流施設一部再開

再開を喜び、入浴施設を利用する村民

 東京電力福島第1原発事故に伴い全村避難する福島県飯舘村で、休館していた「宿泊体験館きこり」が改修され、24日、入浴施設などが再開した。避難区域のため宿泊はできないが、村民の集いの場として、避難先の仮設住宅からシャトルバスが毎日運行する。
 再開したのは入浴施設のほか、岩盤浴と交流スペース。料金は無料。利用は原則、村民に限る。改修費9700万円は国の補助金が充てられた。
 初日は福島市内の仮設住宅などから20人が訪れた。無職古林英子さん(79)は「原発事故前もよく通っていたので懐かしい。腰が悪いので岩盤浴でゆっくりしたい」と話した。
 体験館は村の第三セクターが1994年から運営。一部2階建てで、最大56人が宿泊できる施設を備えていた。村は原発事故後、離れ離れで暮らす村民の交流の場として福島市の温泉宿泊施設を借り上げたが、老朽化により2月に閉館。体験館の再建を急いでいた。


2016年03月25日金曜日


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