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津波で全壊…女川港の湾口防波堤が完成

復旧工事が完了した女川港の湾口防波堤

 東日本大震災で被災した女川港の湾口防波堤が完成し、記念式典が25日、宮城県女川町の女川魚市場であった。同港の港湾施設の復旧工事はほぼ完了した。
 完成したのは延長約388メートルの北防波堤と約366メートルの南防波堤。県の事業として2012年7月に着工し、総事業費は約81億円。
 震災前、津波被害を想定した県内唯一の湾口防波堤だったが、津波で全壊した。今回、潜堤部分などを津波に強い構造に変え、震災と同規模の津波にも耐えられる強度にした。
 岸壁などの関連設備も大半が復旧し、完成率は96%に達した。残る臨港道路などの一部は17年度中に完了する見通し。
 「女川みなとびらき」として開かれた式典には約80人が出席。須田善明町長は「港町に欠かせない最重要設備の一つが完全復旧した。安心して水揚げできる環境が整った」と述べた。


2016年03月26日土曜日


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