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<仙台いじめ自殺>カウンセラー加配 再発防止策

 仙台市泉区の館中1年の男子生徒=当時(12)=が2014年9月、いじめを苦に自殺した問題をめぐり、市教委は25日の定例教育委員会で、スクールカウンセラーの加配を柱とするいじめ再発防止策を示した。市教委第三者委員会のいじめ問題専門委員会が24日に出した答申を踏まえた。
 防止策は8項目。ベテランのスクールカウンセラーを市教委に配置し、各校のカウンセラーへの指導助言や緊急時の支援に当たる。各校の対策を児童生徒や保護者、学校評議員らが評価する仕組みの導入、県教委との連携強化も挙げた。
 委員からは「対応が特定の教員に集中しないよう教員間の連携が必要」「生徒と教員の信頼関係づくりが大切だ」との意見が出た。
 意見を基に、市教委は近くいじめ再発防止策を決定。15年6月の最初の答申に沿った対策とともに取り組む。
 定例会では、市教委が教育委員会での協議を経ずに男子生徒の校名非公表を続けた判断も取り上げられ、委員の一人は「議案とするかどうかの基準となる指針が必要だ」と指摘した。
 泉区の市立中2年の男子生徒=当時(14)=が自殺した問題への対応報告もあり、男子生徒と他の生徒間にあったトラブルと自殺との関連を調べるため、第三者委に調査を諮問することを全会一致で決めた。


2016年03月26日土曜日


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