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<楽天>則本尻上がり 大役務め「気分最高」

ソフトバンク戦に先発し、7回3失点で今季初勝利の東北楽天・則本(山本武志撮影)

 セ、パ両リーグ初となる大役を務め上げた。新人から4年連続で開幕戦の先発マウンドに立った東北楽天の則本昂大。7回3失点11奪三振の力投で白星を飾った。お立ち台では「最高の気分です」と声を張り上げ、本拠地開幕戦で球団史上初めて勝利した喜びをファンと分かち合った。
 一回、守備の細かな乱れから走者をため、内川聖一、松田宣浩に適時打を浴び2失点。二回は四球で1死二塁を招き、2連打で1点を失った。本拠地球場で迎える開幕戦は2012年以来2度目で、則本にとっては初めて。「独特の雰囲気で、過去3年よりも緊張感があって」リズムに乗れなかった。
 二回に味方が5点を奪い逆転。「ふっと落ち着けた。流れが切り替わり、また一からやろうと思った」。ここから肩の力を抜いて、本領を発揮した。最速149キロの直球に、決め球のフォークボールを織り交ぜる。三〜七回は毎回アウト二つを三振で奪い、2年連続で奪三振王に輝いた実力を見せつけた。
 梨田昌孝監督は則本からウイニングボールを渡された後、「一応預かったけれど、両リーグ初だからね。返します」。一方、「(記録に)実感は湧かない。返ってきたら、球団に渡します」と則本。エースは代わりに確かな信頼を勝ち取った。(佐藤理史)


2016年03月26日土曜日


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