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<センバツ>釜石5回 意地の1点

滋賀学園―釜石 5回裏釜石2死一、三塁、大尻が左前適時打を放ち、1点を返す。捕手後藤

 21世紀枠の釜石が昨秋の近畿大会準優勝校を相手に意地を見せた。四回を終えて0−6。打線も無安打と沈黙し、佐々木監督が「得点して六回以降に流れを持っていきたい」と考えていた五回、1死走者なしから新沼が反撃の口火を切った。
 「打つことでチームと自分を勢いづけたかった」。1回戦の小豆島(香川)戦で無安打だった5番打者が2球目のチェンジアップを振り抜き、右中間へ二塁打。さらに内野ゴロと四球の2死一、三塁から8番大尻の適時打で1点を返した。
 大尻は捕手として痛打を浴びた配球に責任を感じていた。「(岩間が)頑張って投げていた。何とか援護したかった」と、威力のある初球の直球を左前に力強くはじき返した。
 終わってみれば1−9の大敗に終わったが、佐々木監督は「よく打ってくれた。140キロ近い球を打ち返す力はうちにはある」と打線の頑張りをたたえた。
 注目される中、甲子園初勝利を挙げた今大会。最後まで全力でプレーするナインに観衆からは温かい拍手が送られた。大尻は「甲子園は楽しかった。見ている人を元気づけられたら、うれしい」。新沼は「夏にまた、全国に自分たちの野球を見せたい」と誓った。(及川智子)


2016年03月26日土曜日


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