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<センバツ>岩間投手よく投げた 被災地PV

岩間投手の健闘をたたえる大槌町民たち

 選抜高校野球大会2回戦で敗退した釜石のエース岩間大投手の出身地、岩手県大槌町の城山公園体育館で25日、パブリックビューイングがあった。完敗だったが、町民ら約40人は選手の健闘に称賛の拍手を送った。
 町野球協会長の古舘一義さん(66)は東日本大震災前は岩間さんと同じ赤浜地区に住み、小学生のころから何度も試合で審判を務めた。「大はよく頑張った。初回から味方にエラーが出て動揺したと思うが、おくびにも出さず投げ続けた」と褒めた。
 岩間さんは震災で母成子さん=当時(44)=が行方不明になっている。「震災後の苦労は分かっているだけに、マウンドで一生懸命投げている姿を見てこみ上げてきた」としみじみと語った。
 釜石の前身、釜石南のOBで軟式野球部だった平野公三町長も観戦し、好プレーに拍手を送った。「力の差はあったが、選手たちが楽しんで野球をしているのが伝わってきた。甲子園での経験を次に生かしてほしい」と期待した。
 スポーツ少年団の仲間と試合を見守った大槌学園小学部3年の上田琉希也君(9)は「自分も投手になって甲子園に行きたい」と目を輝かせた。


2016年03月26日土曜日


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