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<センバツ>釜石応援団 ナイン奮闘たたえる

5回、大尻の左前適時打に沸く釜石応援団

 兵庫県西宮市の甲子園球場で25日にあった第88回選抜高校野球大会の2回戦で、21世紀枠出場の釜石(岩手)は1−9で滋賀学園に敗れた。それでも見せ場はつくり、約1000人の応援団は「よくやった」と、大舞台で1勝したナインの奮闘をたたえた。
 釜石から在校生約300人がバス10台で駆け付け、三塁側スタンドのアルプス席をスクールカラーの紫色に染めた。2−1で小豆島(香川)を破った1回戦と同様、吹奏楽部と応援団部のリードで大声援を送った。
 試合は四回を終えて0−6と点差がついたが、五回に反撃。2死一、三塁として、「ゴーゴーレッツゴー、チャンス釜高(かまこう)」の応援歌が響く中、大尻悠矢選手が左前に適時打を放つと、応援団は大喜び。新3年生の坂本菜々さん(17)は「うれしい。最後まで諦めないで応援したい」と友人と抱き合った。
 八回にも3点を失って敗れた。岩間大投手は19安打を浴びながらも気迫の完投。試合後、アルプス席前にあいさつに来た釜石ナインには「よく頑張ったぞ」と声援が送られた。
 2010年まで野球部コーチを32年務めた釜石市のラーメン店主紺野時男さん(66)は「昨秋の近畿大会2位の相手の力が上だったが、全国からの(チームへの)応援に感謝し、よくプレーしてくれた」とねぎらった。


2016年03月26日土曜日


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