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<ドローン>学校図書運搬 仙北市が実験へ

 秋田県仙北市は25日、小型無人機「ドローン」を使って学校図書室の本を別の学校に運ぶ実証実験を4月11日に行うと発表した。地方でのドローン活用例として注目を集めそうだ。
 同市西木町の西明寺小を離陸し、直線で2.1キロ離れた西明寺中まで、ドローンにつり下げたかごに絵本や図鑑など約1キロ分を載せて運ぶ。離着陸時はオペレーターが操縦し、学校間の移動は自動航行させる。
 実施主体は国立研究開発法人情報通信研究機構(東京)とドローンメーカーのプロドローン(名古屋市)。高度50メートル、時速18キロでの飛行を予定する。
 仙北市は2011年に市内12小中学校の図書室をネットワーク化し蔵書を検索できるシステムを構築。本を他校から取り寄せられるようにしたが、教職員らが運ぶ必要があるため、貸し借りする仕組みはあまり機能していなかった。
 門脇光浩市長は25日の定例記者会見で「将来は市内の公共図書館ともつなぎ、ワンタッチで本を移送できる仕組みをつくりたい」と話した。先端技術を活用することで地方ゆえの不便さを解消する第一歩にしたい考え。薬や新聞を配達できるようにする構想もある。
 同市は国家戦略特区の指定を受け、規制緩和によるドローン関連企業の集積を目指している。


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2016年03月26日土曜日

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