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<無免許教諭>確認怠った教頭ら処分

 山形県教委は25日、教員免許を持たない女性(55)が約32年間、山形県内の公立高で授業をしていた問題で、免許状所持の確認を怠ったとして、女性が勤務していた最上地方の高校の教頭を減給10分の1(1カ月)、以前に務めた村山地方の高校の校長を戒告の懲戒処分とした。事務統括や管理監督の責務を果たさなかったとして、菅野滋教育長ら6人を厳重注意とした。
 県教委によると、最上地域の高校教頭(50代)は2014〜15年度、教員免許の有効期限を確認した際、女性から免許状の写しが提出されていないのに、確認したと記した報告書を県教委に提出した。
 村山地域の高校校長(60代)は、08年度、女性の免許状番号について県教委から問い合わせがあったのに確認しなかった。
 1984年の採用時に教員免許を確認しなかった当時の校長や教育長ら5人は全員死亡し、懲戒処分できない。ほかの関係者5人は退職し、処分対象外だった。
 県教委によると、女性が1月末まで勤務していた最上地域の当時の高校校長(60代)は退職しているが、給料10分の1(1カ月)分を県に自主返納するという。菅野教育長も給料10分の1(1カ月)の返納を申し出ている。


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2016年03月26日土曜日


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