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<中間貯蔵>3町村の搬出 16年度内完了

 東京電力福島第1原発事故で発生した除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設(福島県双葉町、大熊町)への廃棄物の本格搬入をめぐり、環境省は25日、2016年度の各市町村からの搬出可能量を明らかにした。発生量が少ない3自治体では16年度中に搬出が完了する見通し。
 環境省は16年度、昨年3月に始まった試験輸送の約3倍の15万立方メートルを一時保管場に運ぶ。市町村ごとの搬出可能量は、それぞれの廃棄物発生量などを勘案して設定。立地町と周辺自治体には加算した。
 最も多いのは大熊町で1万3500立方メートル。原発事故で避難区域が設定された自治体以外では、福島市の7000立方メートルが最多となった。1000〜3000立方メートルを搬出する湯川村など会津地方の3町村は16年度内に全量の搬出を終える予定。
 中間貯蔵施設には最大で2200万立方メートルの除染廃棄物の搬入が見込まれているが、用地買収が難航し、本格工事に着手できていない。環境省は近く、施設建設や貯蔵の全体計画の工程を示す予定。


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2016年03月26日土曜日

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