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<仙石線>石巻あゆみ野駅開業 復興へ前進

くす玉とテープカットで駅の開業を祝う関係者=26日午前11時30分ごろ、石巻市門脇

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市で26日、JR仙石線の新駅「石巻あゆみ野駅」が開業した。仙石線の新駅誕生は、2004年の小鶴新田(仙台市宮城野区)以来12年ぶり。
 あゆみ野駅は陸前赤井(宮城県東松島市)−蛇田(石巻市)間に立地し、石巻市の防災集団移転団地「新蛇田南地区」に隣接する。待合室やスロープのある上下線兼用ホーム(長さ85メートル)の無人駅。駅前には石巻市が整備した広場や駐輪場などが広がる。1日約300人の利用を見込む。
 現地であった式典には、関係者ら約80人が出席。午前11時31分の上り列車出発と同時に、テープカットとくす玉で開業を祝った。
 亀山紘石巻市長は「駅名には復興への強い思いが込められている。駅周辺の交通利便性向上に大いに期待している」とあいさつ。JR東日本の松木茂仙台支社長は「駅周辺にどんなまちができるか楽しみ。駅と仙石線を通しまちの発展を見届ける」と式辞を述べた。
 あゆみ野駅は、石巻市が移転者の交通手段確保のためJR東日本に要望した請願駅。事業費は約4億8200万円で、市が国の補助を受けて負担した。


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2016年03月27日日曜日

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