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岩手唯一の分校が閉校 74年の歴史に幕

閉校記念碑を囲む大牛内分校の児童たちと北田校長(左端)

 岩手県内の小学校で唯一の分校だった岩泉町の小本小大牛内分校(児童11人)で26日、閉校式があった。分校敷地内には東日本大震災で被災した小本小中の仮設校舎が建てられ、共に学んできた。小本小の新校舎完成に合わせて統合が決まり、74年の歴史に幕を閉じた。
 式には地元住民ら約100人が参加。北田光志校長は「小さな学校だがダイナミックな教育をしてきた。児童の皆さんは今後も活躍してくれると期待しています」と式辞を述べた。
 児童たちが「大牛内分校で学んだ誇りを胸に、新校舎でも頑張って学習に取り組んでいきます」と別れの言葉を語り、出席者全員で校歌を斉唱した。校舎向かいには閉校記念碑が設けられ「澄んだ瞳の子どもたち その姿を永久の記憶に留めん」と刻まれた。
 大牛内分校は1942年、国民学校大牛内分教場として開校した。震災後の2012年、校舎が被災したため岩泉小中で授業をしていた小本小中の仮設校舎が建った。町は分校校舎を活用できるかどうか検討する。


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2016年03月27日日曜日


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