宮城のニュース

栗駒山麓ジオパーク 観光・教育で活用

 宮城県栗原市全域が栗駒山麓ジオパークとして認定されたことを記念するフォーラムが27日、栗原市の栗原文化会館であった。主催は同市の官民でつくる同ジオパーク推進協議会。大勢の市民らが訪れ、専門家の講演に耳を傾けたり、北海道や北陸のジオパークを紹介するパネル展示に見入ったりした。
 認定機関の日本ジオパーク委員会副委員長で東大地震研究所の中田節也教授(火山岩石学)が、「ジオパークと地域振興」と題して講演。栗駒山など日本や世界の火山活動について紹介しながら、「ジオパークとは住民が地元の良さを理解し、観光や教育に活用して地域を潤す仕組み。栗原市の地域発展につなげてほしい」とエールを送った。
 栗原市では2008年の岩手・宮城内陸地震で国内最大規模の地滑りが発生した。地滑りのメカニズムを小型シミュレーターで分かりやすく紹介するコーナーでは、小学生たちが「面白い」「地滑りに遭ったら怖い」などと言いながら学んでいた。
 ジオパークは地形や地質を生かした自然公園。市はジオパークを地域振興の柱に位置付けている。

シミュレーターで地滑りの発生メカニズムを学ぶ来場者ら


関連ページ: 宮城 政治・行政

2016年03月28日月曜日


先頭に戻る