広域のニュース

<民進結党>政権交代誓う 与党「新鮮味欠く」

 民主党と維新の党が合流し27日に旗揚げした民進党には、東北から衆院議員11人、参院議員2人が加わった。所属議員は「結党をステップに、政権交代というゴールを目指す」などと、再び二大政党の一翼を担う決意を相次いで表明した。一方、与党側は「新党なのに新鮮味に欠ける」と冷ややかな見方を示した。
 民進党の国対委員長に就いた安住淳氏(衆院宮城5区)は「自民党に対抗できる勢力は民進党しかない。平たんな道ではないが、自覚と覚悟を持って努力する」と強調。夏の参院選について「宮城選挙区も厳しい戦いだが、大都市の仙台でも、1次産業が中心の地域でも自民党を上回る勢力をつくる」と力を込めた。
 階猛氏(衆院岩手1区)は新たな党名を「与党に欠けている『民とともに進む』という理念を象徴している」と評価。その上で「結党は与党に返り咲くゴールに向けた一つのステップ。政策面で対立軸を明確にしていく」と述べた。
 夏の参院選福島選挙区に党公認候補として臨む現職の増子輝彦氏は「復興や平和のため、具体的に何をするかが問われる。地域で地道に活動し、福島復興のために全力を尽くす」とコメント。近藤洋介氏(衆院比例東北)は「(民主党時代の)政権を担った経験を生かし、分裂の失敗を反省し、日本政治の本流となる政党を目指す」と語った。
 維新の党を離党後、改革結集の会を経て合流した村岡敏英氏(衆院比例東北)は「一体となり参院選、衆院選に全力を尽くす」と述べ、旧民主党議員らと連携を強める姿勢を強調した。
 与党側には批判的な見方や警戒感が広がった。自民党岩手県連会長の鈴木俊一氏(衆院岩手2区)は「党幹部の顔触れは(民主党時代と)あまり変わらず、新鮮味に欠けるのではないか。新党ブームが起きるとは思えない」と指摘した。
 公明党幹事長の井上義久氏(衆院比例東北)は「政権運営や選挙への影響を予断を持って言える状況ではない」としつつ「今後の動向を十分注視しなければならない」との考えを示した。


関連ページ: 広域 政治・行政

2016年03月28日月曜日


先頭に戻る