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<議長政活費疑惑>安部氏「詐欺ではない」

 宮城県議会の安部孝議長(宮城選挙区)が政務活動費(政活費)をだまし取ったとして仙台市民オンブズマンから詐欺の疑いで告発された問題で、安部氏は28日、「詐欺には当たらない」とする意見書を仙台地検に出した。
 告発状によると、安部氏後援会は2013年12月に宮城県松島町のホテルで県政報告会と懇親会を開き、費用61万円を支払った。後日、後援会関係者がホテルに領収書の宛名を安部氏名に書き直させ、安部氏は費用の一部12万円について政活費を申請し、受け取った。会場代は参加者の会費で支払っていたため、オンブズマンは後援会主催の会合費用を自分が負担したかのように装った詐欺だと指摘した。
 記者会見した安部氏は、実際の費用は71万円で、ホテルに県政報告会の会場代10万円と後援会の懇親会代61万円の2種類の領収書を依頼したが、宛て名や名目の誤った領収書が発行されたと説明。妻が関係者を通じ修正を求めたが、安部氏宛てに61万円の1枚しか再発行されず、安部氏も誤りに気付かないまま政活費を申請したという。
 受け取った政活費12万円のうち、政活費を充当できる県政報告会の会場代10万円を差し引いた2万円を県に返還する意向。「ミスが重なったが、悪意も不正もない。説明の場を与えてほしかった」と語った。


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2016年03月29日火曜日


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