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<八木山動物公園>外部監査、パンダ誘致は否定的

 仙台市の包括外部監査人の斎藤憲芳公認会計士は29日、八木山動物公園(太白区)の運営事務を調べた2015年度の監査結果を公表した。財産管理に不備があり過去の監査結果も生かしていないなどとして、33件について改善を求めた。
 監査結果によると、財政局が市有財産を管理する台帳と動物公園を所管する建設局の台帳で、建物の名称や土地面積の食い違いがあった。猛獣舎の面積は財政局で約298平方メートルと記録されていたが、建設局では約544平方メートルだった。
 財産管理に関しては10年度の包括外部監査で取り上げられ、他部局で台帳の不備が見つかった。報告書は「過去の監査結果が市全体で共有されておらず、縦割り行政と言わざるを得ない」と指摘した。
 市公園緑地協会と随意契約を結ぶ動物公園の案内や清掃、使用料の徴収業務は、「同協会のみが効率的かつ適正に実施できるとは言えない」と契約先の選定方法の見直しを求めた。
 東日本大震災後に浮上したジャイアントパンダの誘致構想には「繁殖に取り組む覚悟がなければ導入すべきでない。動物の福祉や市の財政面からも慎重になることが望ましい」と否定的な意見を付けた。


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2016年03月30日水曜日


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