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古民家改装しシェアハウスに 就農・起業支援

尾花沢市が移住希望者らのシェアハウスとして改装する古民家

 山形県尾花沢市は新年度、産業創出型シェアハウス事業として、空き家だった古民家を改装し、移住希望者向けの生活拠点を設ける。最長3年間、家賃無料で共同生活を送り、地域に溶け込みながら、特産のスイカ生産、加工といった就農や起業につなげてもらう。
 ハウスは市中心部から北東に約8キロの過疎集落にあり、木造2階で昨年まで農家民宿だった。市が借り受け、近く700万円かけて改装する。移住や定住を考える市外在住者を対象に4〜5人の入居を想定し、管理運営も任せる。
 尾花沢市は昨年の国勢調査で人口1万7000を切り、減少率(10.5%)とも県内13市でワーストだった。新年度は移住支援コーディネーター1人を初めて置く。県や国の就農支援制度と組み合わせ、独立するまでの間、農作業などの仕事をあっせんする。
 市はこれまで新規就農者を募集する「新・農業人フェア」などに参加。数人から就農に向け好感触を得ているという。地域支援課は「実際に暮らせる場所と機会を提供することで、移住を後押しできる。地域の交流拠点にもしていきたい」と話す。


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2016年03月30日水曜日


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