山形のニュース

里山の竹で漁業支援 カキ養殖棚に使用

松島町の養殖漁業者に送る竹を積み込む里山の会のメンバー

 東日本大震災の被災地支援として山形県酒田市平田地区のNPO法人「ひらた里山の会」は24日、カキの養殖棚に用いる竹を、宮城県松島町の養殖漁業者に届けた。
 竹は里山の会の会員やボランティアらが昨年秋に酒田市内の林で伐採し、約9メートルにそろえたモウソウチク約260本。23日にクレーンで大型トラックに積み込み、24日朝に同町磯崎地区の漁港に運び込んだ。
 活動は、間伐に伴って出る竹を復興支援に役立てようと、里山の会が12年12月から宮城県漁協を通じて続けている。伐採や運搬に伴う費用は全て里山の会が負担し、これまで約1000本の竹を送っている。
 ことしは磯崎地区で余ったカキ殻約10トンを帰りのトラックで持ち帰った。鳥海山南麓の粘土質土壌の改良材として活用するという。
 里山の会の佐藤忠智代表理事(70)は「互いの地域資源を生かす取り組みに発展させ、末永い関係を築きたい」と話した。


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2016年03月30日水曜日


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