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<災害公営住宅>いわき市1513戸引き渡し完了

整備が完了した災害公営住宅の内郷砂子田団地

 福島県いわき市の災害公営住宅が全て完成し、最後に整備された内郷砂子田団地で29日、鍵の引き渡し式が行われた。公営住宅は16カ所、計1513戸で、総事業費は約370億円。
 内郷砂子田団地は、鉄筋コンクリート14階の雇用促進住宅を市が買い取り、改修した。西棟(110戸)は昨年10月に入居を開始。今回、東棟(140戸)の整備が完了した。全体事業費は21億9500万円。
 式典では清水敏男市長が四家マリさん(23)に鍵のレプリカを手渡した。津波で自宅を流され、借り上げアパートで暮らしていた大谷勇作さん(75)は「待ち遠しかった。これで精神的に落ち着ける」と喜んだ。
 いわき市は2012年10月に災害公営住宅の建設に着手。14年3月から順次、入居可能になった。津波被災地では、4地区の防災集団移転事業で計42区画の整備が14年12月に完了。5地区で土地区画整理事業が進み、計838区画が17年12月までに引き渡される。
 同市では18日現在、市民230人が仮設住宅、2224人が借り上げ住宅で暮らしている。


2016年03月30日水曜日


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