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<農林中金>副理事長、大規模化法人対応急ぐ

宮園雅敬(みやぞの・まさたか)東大卒。76年農林中金入庫。熊本支店長、人事部長、総合企画部長、専務などを経て11年から現職。62歳。鹿児島市出身。

 農林中央金庫の宮園雅敬副理事長は河北新報の取材に答え、今後増加が予想される農業法人への融資獲得と総合的なサービスの提供に意欲を見せた。

◎宮園雅敬副理事長に聞く

 −小泉進次郎氏から厳しい指摘を受けた。
 「集まった資金を運用し、その果実を農家や農業に循環させるというわれわれの役目を果たしている自負はある。今後の農業は大規模化を遂げた農業法人が増える。新たな法人への融資はわれわれが対応するつもりだ」
 「大規模化が進めば、労務管理、後継者育成などお金以外のニーズが出てくる。法律や会計、労務の専門家にインターネット上で相談対応できる仕組みを構築している。農業法人もネットに慣れ親しんだ若い世代が増えているので身近に感じられるだろう」

 −地銀も農業融資に力を入れ、ライバルは多い。
 「われわれは農業に対して責任を持っている金融機関。経営体を育て、最後まで面倒を見る。単にもうかるから融資するわけではない。取引関係がない農業法人も、農林中金の商品や専門知識を詳しく知ってもらえれば、頼りになると思ってもらえるはずだ」

 −農業生産を上げるためには何が必要か。
 「生産効率化、付加価値向上、所得増は大きな課題。自民党の農林水産業骨太方針策定プロジェクトチームでもテーマとなっている流通システムの効率化、肥料・農薬などの生産資材価格の引き下げが図られるよう主導したい」


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2016年03月30日水曜日


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