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東北求人倍率1.25倍 宮城、福島全国平均超え

 厚生労働省などが29日にまとめた2月の東北の有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1.25倍だった。6県全てで1倍を超え、宮城と福島が全国平均(1.28倍)を上回った。
 各県の有効求人倍率は表の通り。被災3県のうち、宮城は2カ月連続で上昇した。公共職業安定所別(原数値)は、石巻1.89倍、気仙沼1.77倍、仙台1.67倍など。
 新規求人数(原数値)は前年同月比4.0%増の2万2493人で、介護施設の新設があった医療・福祉やサービス業で伸びた。新規求職者は0.5%増の1万1343人だった。
 宮城労働局は「47カ月連続の1倍超え。雇用情勢は一部に厳しさが残るが改善している」と判断した。
 岩手も2カ月連続の上昇。10安定所のうち8カ所で1倍を超えた。最高は北上の1.71倍。新規求人数は6.8%増の1万2992人で、卸売業・小売業や医療・福祉などで増えた。新規求職者は1.8%減の8365人だった。
 福島は2カ月連続で低下した。安定所別は相双2.48倍、平1.75倍、郡山1.49倍と続いた。新規求人数は1.8%増の1万6138人。卸売業・小売業や宿泊業・飲食サービス業が堅調だったが、建設業は除染作業員を中心に減少した。新規求職者は9099人で5.6%増えた。
 福島労働局は求職者の増加について「年度末という季節要因のほか、求人が多く、よりよい職場を求めて離職する人が増えているようだ」と分析する。
 1月に初めて1倍を超えた青森は2月も1倍超えを維持した。職業安定所別は青森1.28倍、八戸1.10倍、十和田1.09倍など。ビル清掃などのサービス業や、ドラッグストアの新規出店があった卸売業・小売業で新規求人が増えた。


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2016年03月30日水曜日


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