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<集団移転>東松島・野蒜ケ丘に調剤薬局進出

 宮城県東松島市が整備を進める東日本大震災の防災集団移転団地の野蒜ケ丘(野蒜北部丘陵)地区で、地区中央部に日用品・食品の販売を兼ねる調剤薬局の進出が決まった。人口規模や採算の観点から商業施設の立地が課題だった。事業者向けに整備した地区西部でも建設業者2社の移転が決まり、街の姿が具体化してきた。
 調剤薬局はドラッグストアの形態で、地区中央部の野蒜ケ丘2丁目の市道沿いに立地する。近くに郵便局を設置するほか、建設中の宮野森小向かいには駐在所や保育所を配置。生活インフラを整える。市は「懸案だった商業施設の立地が決まり、暮らしの利便性が向上する」と期待する。
 地区西部の野蒜ケ丘3丁目で、事業者向けに整備した9区画には消防署を建設するほか、整形外科や特別養護老人ホーム、建設会社などが移転元地から入る予定。7区画が埋まっており、残る2区画について市は、工業関係の作業場などの誘致を目指している。
 調剤薬局用の区画は9月、西端部の7区画は来年1月に引き渡される。
 野蒜ケ丘地区は一戸建て用278区画と災害公営住宅170戸を整備。宅地は5月から順次引き渡され、11月に完了する見込み。災害公営住宅は来年6月に入居が始まり、全て完成するのは同8月の予定。


2016年04月01日金曜日


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