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<集団移転>気仙沼市 94%造成完了

3月末で35区画の宅地造成が完了した浦田地区

 宮城県気仙沼市の防災集団移転促進事業は、3月中に12地区352区画が完成し、計画する48地区910区画のうち859区画の造成が完了した。市が目標としてきた集中復興期間内(2015年度まで)の完成率は94%。残る6地区51区画の完成は16年度以降となった。
 3月に完成したのは赤岩杉ノ沢(区画数58)、松岩北(56)、鹿折北、面瀬(各52)、大谷(36)など。5月ごろまでに宅地が引き渡される。
 4月以降に完成がずれ込むのは宿(10)、笹が陣(9)、赤岩杉ノ沢の一部(9)、大谷第2長根(4)、浦の浜の一部(4)。用地交渉や県事業との調整のため造成が遅れている。土地区画整理事業区域内にある南気仙沼(15)は18年3月までに引き渡す。
 市は「応援職員のおかげで膨大な事業を進められた。一日千秋の思いで宅地を待つ人がいるので残る造成を急ぎたい」(防災集団移転促進課)と話す。
 市は13年6月に集団移転団地の造成に着手。14年3月から順次、宅地が引き渡されて住宅建設が可能になった。宅地では2月末時点で住宅387戸が着工し、このうち219戸が完成。市から土地を借りる世帯が全体の8割に上る。
 完成した12地区49区画で空きが生じており、市は3月、希望者の随時募集(先着順)を始めた。


2016年04月01日金曜日


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