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<中越通運>津波被災 物流拠点を内陸に再建

再建された中越通運の物流拠点=岩沼市下野郷

 中越通運(新潟市)は、東日本大震災の津波で被災した宮城県岩沼市の物流拠点を約200メートル内陸側に再建した。11日に稼働する。鉄骨平屋の倉庫棟は床面積約8000平方メートルと被災前の1.5倍に広げた。
 岩沼市空港南にあった震災前の物流拠点は、津波で2階建て倉庫の1階部分が浸水。同社は名取市に拠点を移して営業を続けていた。
 新倉庫棟の6割は冷凍冷蔵庫。震災復興に伴う飲食業の業績回復などを背景に、冷蔵冷凍食品の一時保管・配送需要が高まっており、幅広い温度帯の商品を扱えるよう設備を拡充した。
 現地で3月30日、関係者約20人が出席して竣工(しゅんこう)式があった。中山和郎社長は「名取市の施設は常温倉庫しかなく、冷凍冷蔵庫は別に借りていたため、効率が悪かった。自社施設に機能を集約し、顧客サービスを高める拠点として営業していく」と話した。
 


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2016年04月01日金曜日


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