岩手のニュース

<山田線>社会実験1年延長 ファン利用PR

JR山田線の利用を呼び掛けるファンクラブのメンバー(左)

 岩手県盛岡市とJR東日本盛岡支社は、同市内のJR山田線で夜間に取り組む列車の増発社会実験を2017年3月まで延長する。本来は15年度で終了する予定だったが、利用者が増加傾向にあるため期間を延ばした。31日は市民団体「山田線ファンクラブ」が盛岡駅で利用を呼び掛けた。

 メンバーらは盛岡駅で、列車を増発している盛岡−上米内間の利用を呼び掛けるのぼりや横断幕を掲げ、通行客に沿線を紹介するパンフレットを配布した。
 実験は13年9月、交通アクセスの向上やマイカー通勤の抑制を目的にスタート。同区間で午後6〜9時台に上下線それぞれ2本ずつを増発した。実験前の上下線合わせた1日平均の利用者は約400人。200人増を目標に実施している。
 盛岡−上米内間の所要時間は約14分。途中には山岸、上盛岡の2駅があり、いずれも周辺には住宅地がある。市はスタート時に各駅に新設した駐輪場を増設したほか、上米内駅から団地に接続するバスの増発にも取り組んできた。
 市交通政策課の千田敏課長は「市中心部と南部の住宅地を結ぶ貴重な路線。通勤通学のほか、高齢者にとっても利用しやすい山田線を実現したい」と話した。
 盛岡側の山田線は現在、宮古市門馬であった土砂崩れによる脱線事故の影響で、盛岡−上米内間で折り返し運転をしている。


関連ページ: 岩手 社会

2016年04月01日金曜日


先頭に戻る