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<入社式>新時代の挑戦者に 新入社員決意

東北電力の入社式で誓いの言葉を述べる新入社員代表の三上さん=1日午前10時40分ごろ、仙台市青葉区の本店

 新年度がスタートした1日、東北の企業でも入社式が行われた。トップが新入社員に新時代の挑戦者としての自覚を求め、社員たちは東日本大震災からの復興を担う決意を胸に一歩を踏み出した。

 東北電力では、新入社員274人が仙台市青葉区の本店で入社式に臨んだ。原田宏哉社長はこの日迎えた電力小売り全面自由化に触れ、「電力業界は歴史的な大変革の中にある。新しい東北電力をつくる担い手としての気概を持って活躍してほしい」と呼び掛けた。
 新入社員代表の三上和樹さん(24)=東新潟火力発電所=は「激動の中にあっても東北に寄り添い支える使命感と誇りを胸に、変革の時代にチャレンジしたい」と誓いの言葉を述べた。
 アイリスオーヤマの入社式は角田市の拠点施設であり、178人が出席。大山健太郎社長は「時代の先を読むのがわれわれの強み。アイリスがやらなければ誰がやるという気持ちで働いてほしい」と激励した。新入社員の過半数は女性。土橋杏奈さん(22)が代表して「成長する組織の一員として輝き続ける存在になる」と抱負を語った。
 七十七銀行では前年より20人多い180人が入行した。青葉区の本店で入行式があり、氏家照彦頭取は「失敗を恐れることなく積極果敢に挑戦してほしい」と訓示。震災で東松島市の祖父母方が被災した丹野勝馬さん(22)=気仙沼支店=は「復興に携わっていきたい」と力を込めた。
 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)には過去最多の129人が入社。津幡大輔さん(23)は「世界中の暮らしを豊かにするような車を造り、東北を元気にしたい」と意欲を語った。白根武史社長は「プロの責任と誇りを忘れず、世界一魅力あるコンパクトカーを造ろう」と呼び掛けた。
 同社岩手工場(岩手県金ケ崎町)でも期間従業員から正社員に登用された99人の入社式があった。品質管理部門に携わり昨年10月に正社員となった井元紹雄さん(32)は「一人一人が心を込め、プロの誇りと責任を持って東北の復興、発展に貢献したい」と抱負を語った。


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2016年04月02日土曜日


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