宮城のニュース

<楽天>小技で連勝 梨田監督采配さえる

4回東北楽天1死一、三塁、嶋がスクイズを決め4−0とする。捕手・炭谷(伊深剛撮影)

 適時打は0本ながら小技で4点をもぎ取り、東北楽天が今季初の連勝を飾った。主将の嶋は「本塁打を打つ打線じゃない。みんなでつなぐ意識を持って、サインにしっかり応えられた」と冷静に振り返った。
 1点リードの四回、梨田監督の采配がさえ渡った。無死一、二塁から茂木が三塁線へ絶妙なバント安打を決め、焦った相手の悪送球も誘い1点を加えた。「つなぐ意識の中でできた。セーフ、アウト関係なくいいバントだった」と茂木。
 さらに敵失で1点を加え3−0。ここで動いた。
 1死一、三塁から嶋に初球スクイズを指示。失策で相手が動揺したところに畳み掛け、4点目を奪った。「警戒される前に一発で冷静にサインを出せた。この1点は効いたね」と梨田監督。相手の戦意を喪失させ、試合の主導権をぐっと引き寄せた。
 二回もウィーラーのエンドランで好機を広げ、茂木の内野ゴロで先制点につなげた。梨田監督は「やれることは全てやった。次の塁を狙う意識が結果になっている」と胸を張る。
 開幕から6試合本塁打無しは球団ワースト記録。それでも3勝2敗1分けと、滑り出しは決して悪くない。長打に頼らず小技で攻める、この日の采配がチームの道筋を象徴していた。(浦響子)


2016年04月02日土曜日


先頭に戻る