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<ベガルタ>悪癖また露呈 11分間に3失点

広島−仙台 広島に敗れ、さえない表情でサポーターへのあいさつに向かう仙台イレブン(小林一成撮影)

 0−0の後半6分。MF三田が与えたPKをFWウタカに決められると、仙台の守備は粘り強さを失った。4分後、ゴール前に詰めたウタカにまたも点を奪われ、その7分後はエリア内でフリーのMF茶島に押し込まれた。わずか11分間に3失点。失点直後に失点を重ねる悪癖を露呈した。
 「前半をゼロで抑え、自信はつかんでいた」。DF渡部が振り返るように、前半はボールを保持してじりじりと攻め寄る広島から10本のシュートを浴びながら冷静に対処した。
 それだけに悔やまれるのはやはりPK後。「先制された後に足が止まるのは昨季からの課題。繰り返しては強くなれない。声掛けなどで意思統一するべきだった」と渡部はうつむく。
 得点後も手を緩めない広島は後半、前半より2本多い12本のシュートを放った。対する仙台は5本のみ。三田は「もっと前に行かないといけなかった」と反省する。「賢攻」は鳴りを潜め、今季初めて無得点に終わった。
 渡辺監督は「攻守のわずかなずれを突いてくる広島の力を思い知らされた」と舌を巻く。リーグ戦はまだ5試合を消化したばかり。今季初めて味わった完敗の悔しさを、次戦以降どう糧にするかが今後を占う。(狭間優作)


2016年04月02日土曜日


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