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<仙台L>あすアウェー岡山湯郷戦

紅白戦でいち早くボールを確保する川村(左から2人目)=3月31日、仙台市の泉パークタウンサッカー場

 サッカー女子、なでしこリーグで初制覇を目指す仙台レディース(仙台L)の川村優理が、昨季に続いて大黒柱を担う。仙台Lを運営するベガルタ仙台と今季プロ契約を結び、存在感を増す26歳のMFは「優勝の目標を掲げるチームで自分も成長したい」と心に誓う。
 千葉から入団して2季目となる昨季はボランチとして攻守の要となり、リーグ戦でチーム最多の9得点を記録。年間2位の最高成績を残したチームに貢献した。
 日本代表でも、昨年の女子ワールドカップカナダ大会で準優勝を経験。ことし2月から3月にかけて行われたリオデジャネイロ五輪アジア最終予選は予選敗退の悔しさを味わったが、球際での競り合いの強さで世界と渡り合った。
 国際大会を経て「判断やパスのスピードを上げないといけない。一つのトラップ、パスで勝負が決まる」と実感。個々の底上げを求められる日本で、自身も「1対1の強さが必要」と心掛ける。
 プロになり「サッカーに集中できる環境を与えてもらった」とクラブに感謝しながら「(勤務先がある)周りの選手と違う。選手としても人間としても成長したい」と話す。
 仙台Lは3月26日にホームで迎えた今季開幕戦で、2部から昇格したばかりの長野に3−2で辛くも逆転勝ちした。「相手の勢いに対して受け身になった。勝てたことだけが良かった」と内容に満足していない。
 3日はアウェー岡山湯郷戦(13時・岡山県美作ラグビー・サッカー場)。岡山湯郷は日本代表で共に戦ったMF宮間を擁するチームだが、「相手うんぬんじゃなく、自分たちが90分間どれだけハードワークして戦えるかが大事」と強調する。「一試合一試合勝ち進んで、終わった時に優勝が付いてくればいい」。目の前の戦いに全力でぶつかる。(加藤伸一)


2016年04月02日土曜日


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