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楢葉のこと伝え続ける 復興応援の一年間終了

 立命館大を休学し、昨年4月から福島県楢葉町の一般社団法人「ならはみらい」で働いた西崎芽衣さん(23)が3月31日、嘱託職員としての任期を終えた。1年間を「一生懸命になれた。楽しかった」と振り返った。
 東京出身の西崎さんは、両親の反対を押し切って楢葉に飛び込み、イベントの企画などに取り組んだ。活動が認められ、2020年東京五輪の公式エンブレムを選び直す委員会の委員に選ばれた。
 楢葉町は昨年9月、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が解除された。「いわき市の仮設住宅で知り合った人が楢葉の自宅に泊まるなど、事故前の姿が少しずつ戻るのを見ると、うれしかった」という。
 復学後は大学4年生として就職活動に入る。「大学のある京都でも、応援団として楢葉や福島のことを伝える。これからもずっと楢葉に来るし、いずれは住みたい」と話す。
 嘱託職員の任期を終える直前の30日夜、事務所に「自分たちのまちは自分たちでつくる!」と書いた紙を張った。「帰町する人もしない人も一緒に目標に向かって」との願いを込めたという。


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2016年04月02日土曜日


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